デビッド・スミス(1920~1999) イギリス人画家

【作者略歴】

1920年

イギリス、サフオーク・ローワストフトに生まれる

1945年

スレード美術学校に学ぶ

1951年

国立芸術家協会より会員に選出される

1975〜
1976年

英国南極調査局の招待で南極大陸に写生旅行

1979〜
1980年

英国南極調査局の公式作家に任命され、二度目の南極大陸写生旅行

1982〜1984年

トリニティハウスより依頼を受けイングランド・ウェールズ地方の灯台を記録する

1990年

国連より「世界の芸術家30人」に選出される

水彩画:ドゥブロヴニク旧市街 1969年作

世界各地の風景を題材に精力的な創作活動を続けた画家。

大変な親日家として大分県玖珠町や九重町をたびたび訪れ、華麗な色彩と大胆な構図で九重連山や万年山などを描く。

1975年から1980年にかけてイギリス南極調査に公式画家として参加し南極の大自然を描く。

1989年には国連の子供の権利条約採択にちなみ、世界の著名な画家30人に選ばれる。

特に英国では「灯台を描く画家」として知られ数々の傑作を発表した。

東京、横浜、島根、福岡、大分、その他日本国内各地で個展を開いた。

1992年には玖珠町において
「デビット・スミスと秦玖山」二人展が開かれ多くの人が鑑賞した。

1993年には「秦玖山ロンドン個展」をはじめ
イギリス国内各地での展覧会開催に尽力し、イギリスと日本、とりわけ玖珠町、 九重町を結ぶ国際交流の懸け橋として大きな功績をのこした。

水彩画:グランド・キャニオン 1988年作